支部長挨拶
支部長挨拶
陵水会大阪支部長 北本和志
S52年卒(大25 回)進藤ゼミ ヨット部
本年、彦根高商創立100 周年の年に、鈴木敏夫前支部長から引継ぎ、支部約3,000 人の皆様との連携を任され責任の重さを感じております。
私が大阪支部総会に初めての参加は昭和52 年、住友生命入社後に、御堂会館で、剣道部OB宇野宗佑大臣や、日本生命川瀬源太郎社長が参加され会が催されたと覚えています。
その後はしばらく転勤族で参加できず、36 歳過ぎに家業の建設、不動産業を父から引き継ぎ、その後、元支部長の(大9)興津先輩(ヨット部OB)からの声掛けで、支部会に参加するようになりました。
大西顧問、山田現理事長、鈴木前支部長の間に役員幹事を拝命し、今に至りました。
この30 数年、バブル崩壊、大震災、リーマンショックと社会もOB諸氏にも激動の時代、これを生き抜いてこられた同窓の先輩や仲間の話と同時に、人生二毛作、三毛作の豊富な体験を支部活動を通じ、多くの後輩に引き継いでいくことが、大事な財産でもあるように思っています。
そしてもう一つは、6 年前に日本初のデータサイエンス学部が出来、当初はその内容や将来性について意味も役割も判らなかった分野でしたが、今や教授60 名の学部とし、産学連携での提携先は金融、保険、自動車、製造、医療、機械、通信他の大手企業200 社以上と提携しDS の活用とAI ・DX についての開発や指導、同時に社会の課題を取り込んで起業するベンチャー学生も出てきています。
ここで私のような大学4 年間ヨット部一辺倒の人間からすると、体育会にも力を入れてほしいと、大学には今スポーツコーチング分野に強い体育学系の先生方が3~4 名おられ、ウィンドサーフィン部では今年、世界チャンプが出ています。
一昨年就任の中野経済学部長はリベラルアートの中でもスポーツ(体力)の必要性を言っておられ、我々の時代の4 年間にスポーツクラブからの学びとデータサイエンスと言う新たな知見もが活かされているようです。
支部活動は全てがボランティアでOB達が一生懸命に時間を割いて準備を行っています。
しかしながらどうしても限られた時間と、人手や事務力不足の中、ベストを尽くしても全ての皆さまに喜んで頂ける対応が叶わないことが多くあります。
しかし、彦根でわずか4 年間(プラスα)に築けた同窓の仲間達がこれほど懐かしく集まれることは他にはないと思っています。
学生達、若手、中堅、ベテラン、大先輩の皆さま、これからも1 ミリでも皆様に役に立てればと思っておりますのでご指導やご協力、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。